皆様は、ANAやJALの株主優待券を利用したことはありますか?株主でなくどなたでも利用ができるので、利用方法を知っている方は金券ショップで購入したり、インターネットの各種サイトで購入をして利用したことがある方も多いかと思います。
この株主優待券やJAL株主優待券、実は販売価格が変動することをご存知でしょうか?
この記事では、「ANAやJALの株主優待券の価格は暴落するの?」という問いに答えるため、ANAやJALの株主優待券の販売価格や相場についてまとめた記事です。
●優待券って何?という方はこちらの記事をおすすめ!
●使い方を詳しく知りたい方はこちらの記事をおすすめ!
値段が変動するワケ
値段が変動する理由は、まずANAやJALの「株主優待券」券の効果によることが主な理由と考えられます。
券の効果は、普通運賃の航空代金から、50%割引となる券ですが、例えば1000円割引券といったような額面があるわけではないので、取引相場の中で価格が決定されています。
飛行機の繁忙期/閑散期の時期や株主優待券が新規発行される時期、世の中にたくさんでまわるか、品薄となって世の中にある数が少なくなるか、等の様々な市場環境要因によって取引価格が変わります。
このような説明をすると、特殊な商材のように感じるかもしれませんが、実は価格変動というのは、魚や野菜等でもあることです。
価格をつけているのは相場です。受給バランスによって価格が変わるという点では、他の世の中にある他のモノと同じと言えます。
暴落することがあるの??
暴落することがあります。逆に、暴騰することもあります。
一例として販売価格が上がるときと下がるときを説明します。
●飛行機がよく利用されるトップシーズンのような時期は株主優待券が多くの方が必要としますので、需要が増え、金券店や発券をする旅行代理店等で在庫が品薄となると、販売価格が上がります。
●逆に、株主優待券の在庫が過剰になり、販売枚数が少ないと金券店は価格を下げて売る力が働き販売価格が下がります。
上記はあくまで一例ですが、このように市場原理が働きますので、市場原理が過剰に働くときに、暴落/暴騰が起こります。
どの程度の価格推移をするのでしょうか
さて、暴落/暴騰というと、どのぐらいの価格差がでるか気になるところではありますが、
参考まで、「ANAJAL番号販売センター」で直近1年間でANAとJALが月別に販売価格(日々異なりますが月別目安価格として、参考まで)がいくらになったかを表にしてみました。
これを見ると、直近1年間で行くと、JALは2回暴騰、ANAは2018年に入って小幅に上昇といった感じでしょうか。
JALにおいては、4000円台前半の販売価格が7000円近くまで行きました。
※必ず毎年同じような価格推移をするわけではありませんので、あくまで過去の参考としてご覧頂きたく思います。
直近は暴落はありませんでしたが、過去には半値ほどに暴落してしまうケースもありました。
(購入を検討している方にとっては暴落後の方が当然お求めやすい価格になるわけですが)
いかがでしょうか。株主優待券が価格が変動していることをご利用いただけるお客様にご理解いただける記事になればよいな、と思っております。
ANAJAL優待番号販売センターも上手にご活用ください。