ANA・JAL株主優待番号販売センターのクレジット決済「3Dセキュア2.0って何?」についてまとめました

「3Dセキュア2.0」をご存知でしょうか?
現在は世界中のEC事業者においてカード決済方法において以前のバージョン「1.0」から「2.0」への移行が進んでいます。
今回はこの「3Dセキュア2.0」について「1.0」の違いとともに解説致します。

「3Dセキュア」とはオンライン決済においてクレジットカードの不正利用防止を目的とした本人認証サービスのことです。(VISA、Mastercard、JCB、AMEXが推奨するサービス)

↓「3Dセキュア」については下記の過去ブログ記事に詳細がございます↓
https://anajal-hanbai.com/blog/?p=531

3Dセキュア「1.0」と「2.0」の違いとは?

「3Dセキュア1.0」ではカード所有者本人があらかじめパスワードを登録しておき、オンラインショップなどでカード決済を行う時に、認証画面にてそのパスワードを入力する事で本人確認を行います。
本人しか知り得ない為、カードのセキュリティコードとともに使用する事でカード情報盗用による「なりすまし」などへの更なる不正利用防止が出来る仕組みです。

それでは「3Dセキュア1.0」から「3Dセキュア2.0」に変わる事でもっとも大きな違いとは?
それは本人認証の方法となります。

「3Dセキュア1.0」
●カード所有者が登録したパスワードにて本人認証を行う。
●必ず認証画面にてパスワードを入力しなければならない。

「3Dセキュア2.0」
●ワンタイムパスワード、指紋認証・声帯認証・瞳認証などの生体認証などを使用して本人認証を行う。
●カード所有者はパスワードを登録不要で認証を行うことが出来る。
●不正利用のリスクが高いと判断された場合にのみ認証画面が表示される。

「2.0」では、オンラインカード決済を行う際に「カードの利用履歴」「カード決済を行う方が使用しているデバイス」など複数の情報をリアルタイムに分析し、瞬時に不正利用の可能性を「リスクベース認証」というもので判定します。

(チャレンジ・フロー)
不正利用のリスクが高いと判断された場合には、ワンタイムパスワードなどの本人認証を実施する事となります。

(フリクションレス・フロー)
不正利用の可能性が低いと判断された方は本人認証を行わずに決済完了となります。
※「3Dセキュア2.0」ではこの(フリクションレス・フロー)が最大で95%を占める見通しとなっています。

まとめ

「3Dセキュア2.0」では不正対策をしっかりと行っていながらも、本人認証の手間を省けるところがカード利用者の方には便利になっていますね!
近年、クレジットカードの不正利用による被害は急増しています。それに伴い、当社のようなEC事業者においても、しっかりとしたセキュリティ対策を行う事が義務付けられています。
当社においても株主優待番号をご購入時される際のクレジットカード決済では「3Dセキュア2.0」対応となっております。
より安心で、より便利にご利用頂けるようになりましたので、是非この機会に「3Dセキュア2.0」のご登録を行って頂き、ご利用頂ければ幸いです!