ANA株主優待券を利用したことが有る方は、その利便性やお得感を良くご存じのことと思います。
今回はANA(全日空)およびJAL(日本航空)の株主優待券が「お盆で使えるか?」についてまとめてみました。
※本記事はあくまで国内線の説明記事です。株主優待券が利用できるのも国内線のみです。
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現時点では、ANA株主優待券 ×~△ JAL株主優待券 △~○と言えます。
ANA株主優待券は2016年度に一部繁忙期で座席数が制限されることが発表となりました。
直近の年度ですと、
期間(2018年5月6日まで) | |
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2017年 | 8月9日~20日、9月15日~18日、10月6日~9日、11月3日~5日 |
2017年~2018年 | 12月28日~1月4日、1月6日、2月9日~12日、4月27日~5月6日 |
上記のような表となります。
その制限は中には、もうほぼ株主優待枠が無いと考えられる区間もあり、利用制限は以前と比べてかなりきつくなった印象です。
お盆だけではなく、ゴールディンウィークや年末年始といった行楽シーズンは特に注意が必要です。
早めに座席予約が可能かを見ることをおすすめします。
一方で、JAL株主優待券、こちらについては、ANAに比べて座席が用意されている印象です。
しかしJALにおいても株主優待による座席枠は特定の日付に限らず、元々限りがあるので、こちらも早めの予約がもっとも良い方法となります。
ANAおよびJALの制限等を勘案すると、現時点(2017年10月現在)では
×、△、○、◎の4段階で
■ANA株主優待券(ANA株主優待番号ご案内書) ×~△
■JAL株主優待券 △~○
と評価できます。
余談にはなってしまいますが、昔は株主優待枠は、普通運賃の空席と連動していましたので、普通運賃座席に残席が有れば、株主優待枠での予約ができました。
なので、昔はどちらも◎だったのです。
株主さんへの利用還元としての位置付けのある優待券だけに、その使い勝手の良さが今後も改悪されないことを期待したいところではありますが、ピーク期に収益性を維持するための施策である点も勘案すると、株主さんとしてはどちらも重要な事といえるのではないでしょうか。
お盆の飛行機予約については、とにかく前もって空席があるかを確認することが最も重要となります。
場合によっては、株主優待枠だけではなく、普通運賃定価も満席となってしまうことも多いです。